冷蔵庫 買った後のアフターケア(引越し/処分)


様々なメーカーから販売されている、色々な機能が搭載した、多くの冷蔵庫の中から、お気に入りの1台を購入したとします。
購入前まではお店の人など、ちょっとした悩みでも聞いてくれる人が側にいたと思います。しかし、購入が決まった瞬間、ちょっとした疑問が出てきても「誰に聞けばいいかわからない」という状況に……ってことありますよね?
このページでは、主に購入後に出てくるであろう疑問をまとめました。

 

疑問① 引越し

実は、冷蔵庫はデリケートな家電です。
重い上に丁重に扱わなければならないので、運搬は大変ですし、輸送量がかかります。そのうえ、移動させると壊れやすくなるというデメリットもあります。
新調したてではない限り、引越し=冷蔵庫の買い替え時と捉えた方がいいでしょう。
それでも、冷蔵庫を新居に持っていきたいという人は下へスクロールしてください!

 

冷蔵庫の電源について

引越しで冷蔵庫も新居に持っていく場合、早めに電源を切る必要があります。
理由は冷蔵庫内の霜を溶かすためです。冷蔵庫の電源を抜くと、冷蔵庫内の霜が溶けます。その溶けた水が運搬中に、こぼれて他の荷物や床を濡らしてしまうことがあります。
そのため、早めに電源を抜いておき、霜を完全に溶かしておきます。
通常、蒸発皿などの水抜きは引越し屋さんがやってくれるようですが、自分で庫内を乾拭きしておくと、更に安心です。

電源を切るタイミングは遅くとも、
・次の日の朝から引越しの場合、前日の夜10時頃
・次の日の午後から引越しの場合、当日の朝8時頃
を目安に電源を切っておきましょう。引越し前日には電源を切っておく方が無難です。

電源を入れるタイミングは諸説ありますが、縦置きで運搬すればすぐに電源をいれても大丈夫そうです。しかし、横置きで運んでしまった場合は念のため設置してから1時間~24時間程置いてから、電源を入れた方が良いようです。
上でも述べた通り、冷蔵庫はデリケートな家電です。冷蔵庫を横に寝かして運ぶと、配管をつたって、コンプレッサーからオイルが流れ出てきてしまいます。すると、冷媒能力が下がったり、コンプレッサーなどの故障に繋がったりします。
そのため、冷蔵庫は縦で運ぶことが基本です。しかし、万が一横にして運搬してしまったら、時間をおいてオイルがもとの位置に戻ってから、電源を入れるようにしましょう。
冷蔵庫内が完全に冷えるには、電源を入れてから4~5時間はかかるようです。

 

冷蔵庫中身の処分

当然のことながら、運搬中の冷却は不可能です。ですから、要冷蔵品は処分する必要があります。どうしても持っていきたいものがあるという方には、クーラーボックスという手段があります。冷蔵庫は保冷性能があるため、電源を切っても暫くは冷たい状態が続きます。前日に電源を切っても、余冷で引越し当日までは冷えがもつようですので、当日にクーラーボックスへ詰め替えれば引越しに支障はありません。
要冷凍ではない調味料類も、液漏れの恐れがあるので処分しておいた方が無難です。乾物など常温でも保存できるものは、落下防止も兼ねて、庫内ではなく段ボールに詰めることをおすすめします。

 

冷蔵庫の運搬

電源を入れるタイミングでも述べたように、長時間の横積みは冷蔵庫の故障の原因になります。縦置きでの運搬が基本です。
しかし、搬入、搬出時の冷蔵庫を運ぶ時など、一時的な運搬時ならば多少横にして運んでも、大丈夫です。

冷蔵庫のサイズや条件によって輸送料は様々ですが、冷蔵庫だけの輸送で8,000円~20,000円前後が相場になるようです。同一都道府県内の輸送でも、5,000円~10,000円以上かかることもあります。引越し業者では、冷蔵庫の有無で数千円引越し代が変わる会社もあるようです。

 

疑問② 冷蔵庫の処分

冷蔵庫が壊れたり、買い替え時を迎えたりした場合、まず冷蔵庫の処分を考えるのではないでしょうか。
冷蔵庫はただの粗大ゴミじゃないと分かっていても、実際にどう処分すればいいのかわかる方は少ないかもしれません。

 

処分方法は3つ

冷蔵庫やエアコン、テレビ、洗濯機は家電リサイクル法で処分方法が決められています。粗大ゴミとして、ゴミ置き場に放置する行為は違法です。
冷蔵庫の処分方法は大きく分けて、下記の3つです。

・家電量販店に依頼

新品に買換えた場合、購入した店に冷蔵庫の回収を依頼できます。この場合、リサイクル料金と収集運搬料金が発生するので、事前に料金を確認しましょう。

・リサイクル料金を支払い、指定場所まで持ち込む

購入したお店に頼む他に、指定の場所まで自分で持ち込む方法もあります。
自家用車がなくとも、指定の業者に収集依頼をかければ自宅まで引取りに来てくれます。こちらの場合も、リサイクル料金と運搬費用がかかります。

・ネットオークションやリサイクルショップで処分

品物の状態が良ければ、ネットオークションやリサイクルショップで買い取ってもらう方法もあります。購入者が現れれば、お金が入ります。ネットオークションの場合、商品を発送する代金は出品者負担のことが多いので、その点は注意が必要です。

 

処分にかかる費用

先に述べた通り、冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品なので、無料で処理ができません。メーカーによって異なりますが、リサイクル料は約3,800~5,900円程かかるようです。
それに加えて、引越しでも記載した輸送量が5,000円~20,000円以上かかります。
量販店によってはサービスしていたり、すでに冷蔵庫の販売価格に組み込まれていたりすることもあります。

 

<関連ページ>

◎ 冷蔵庫の豆知識を深める。
冷蔵庫 選び方
冷蔵庫の温度
冷蔵庫 歴史【世界・日本の冷蔵庫の歴史 コラム】

◎ 好みの条件から冷蔵庫の最新トレンドランキングを見る。
おすすめ冷蔵庫 ランキング

◎ 条件をしぼった最新トレンドを確認する。
209機種から厳選!おすすめ 冷蔵庫
最新トレンド!人気冷蔵庫 ランキング
コンパクトサイズの冷蔵庫 売れ筋・人気ランキング
省エネ冷蔵庫 売れ筋・人気ランキング
真ん中野菜室冷蔵庫 売れ筋・人気ランキング
5万円以下の冷蔵庫 売れ筋・人気ランキング
フレンチドアの冷蔵庫 売れ筋・人気ランキング

◎ カデ研メンバー の レビューを見る。
6人暮らしでもコンパクトなタイプが欲しい方におすすめ 冷蔵庫 レビュー
製氷室にこだわる冷蔵庫おすすめ レビュー
急冷凍が共働き夫婦に便利 日立冷蔵庫 レビュー
野菜室全開が便利!パナソニック冷蔵庫 レビュー


おすすめ冷蔵庫 のトップページには、上記以外にも、さまざまなランキング情報やレビューがありますので、ぜひご覧ください。