紙パックの交換頻度は2か月に1回程度
紙パック掃除機は、本体にセットした紙パックに吸込んだゴミを溜めて捨てる方式。その為、紙パックが一杯になったら新しい紙パックと交換する必要があります。
紙パックの交換頻度は、毎日掃除をするとして2か月に1回程度。紙パックを広く広げて容量を多くしている三菱の「雷神」シリーズや、掃除回数や掃除範囲が少ない場合は、交換頻度も少なくて済みます。
紙パックはランニングコストがかかるから高くつく?
サイクロン掃除機と紙パック掃除機を比べる時、「サイクロン掃除機は紙パックと違って、使い捨ての紙パックが要らないから経済的だ」という意見をよく聞きます。確かに、サイクロン掃除機はダストカップに直接ゴミを溜めるので、ゴミ捨ての度に紙パック代がかかりませんので一見経済的に見えます。
しかし、サイクロン掃除機のダストカップは容量が小さく、ゴミ捨ての頻度は2週間に1回程度必要です。また、ダストカップやフィルターは、定期的に水洗い等のお手入れが必要で、ランニングコストはかかりませんが手入れの手間がかかります。ゴミ捨ての時も、ゴミが舞いやすい問題があります。
紙パックは1枚あたり300円。1年使っても2,000円。
メーカー純正の紙パック掃除機は、3個入りで約900円~1,000円程度。2か月に1回交換するとしても、1年使って2,000円で済みます。ゴミ捨ては紙パック毎捨てるだけですし、お手入れも殆ど必要ありません。(ブラシのお手入れ等は必要です)ランニングコストがかかるとはいえ、それほど高いわけではありません。
低価格な互換紙パックは性能もそれなり。
家電量販店や通販サイトなどで、「互換紙パック」というものが売られています。メーカーの純正品ではなく、どの掃除機でも使える互換性のある紙パックで、非常に安価なのが特徴です。
純正の紙パックが3枚入りで900円なのに対して、10枚入りで300円という商品も存在します。価格は確かに安いですが、紙パック掃除機の排気性能は紙パックに依存しますので、掃除機の種類によっては、性能を発揮できない場合があります。また、脱臭対策等がされていない為、ゴミが溜まってくると排気の臭いがきつくなるケースが多いです。
快適に掃除する為にも、メーカー純正の紙パックを使う事をおすすめします。
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