カデケンメンバーのテッパンイヤホン2017 3機種比較レビュー


テッパンイヤホン2017ガチ比較レビュー

カデケンメンバー 20代女性

イヤホンの使用状況ヒヤリング

Q1. 現在使用中の音楽再生機器は?
iPhone7
 
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Q2. 現在使用中のイヤホンは?
通勤中なら Beats by Dr.Dre BeatsX(¥15,000ぐらい)
家で聞くときは Beats Solo3 Wireless(¥40,000ぐらい)
を場合よって使い分けています。

Q3. 音楽はどれくらい聴きますか?
通勤時間に2時間程
自宅でも2~3時間

Q4. 好きな音楽のジャンルはありますか?
基本的に何でも聞きます。
(ヘビメタとかパンクとかコアな感じのものはあまり聴きません。)
特に多いのはダンス、EDM、POPです。

Q5. こういう音が好き(低音がズンズンするのがいい)などありますか?
最重要視しているのは低音がずっしりくるかどうかです。
ベースが響くものが好きなのですが、
響く=割れてしまうことも多いため、その辺りを気にしています。
響くだけでなく、ボーカルがクリアに聞けるのが好みです。
ジャンルによってイコライザを編集して聞いています。

Q6. 何かイヤホンにこだわりがあったりしますか?
ベース音がしっかりした音が好きなので、
音漏れしない遮音性とフィット感を重要視して選んでいます。
また、運動中に音楽を聴いたりするので
プレーヤー本体に触らなくても音量の調節や
曲の再生、停止などができるものがいいです。
後は前述したようにベースの音割れがないものを選んでいます。

ケーブルは平たいものが絡まりにくいので好みです。
今使用しているBeatsは基本きしめんのような平たいケーブルです。

テッパンイヤホンガチ比較

ONKYO E600M

・よかった点
3つの中でも最も音がきれいで幅があるというか奥行きがあると感じました。
クラシックを聞いたときはこのイヤホンの音が一番よく、楽器の音がよく聞こえました。

・もう一つ
音はきれいなのですが、ベースの音がいまひとつ弱い印象です。
イヤホンのフィット感は耳に入る部分はよかったのですが、
イヤホン本体が大きくて1時間ほどつけていると痛くなってきました。

ZERO AUDIO ZB-03

・よかった点
ベースの音がこもるというかつぶれている?
ような印象を受けましたが、そのほかの音はクリアに聞こえました。
どのジャンルの音楽を聴いてもそこまで差異は感じませんでした。
また、インナー部分が他のイヤホンに比べかなり小さい為フィット感もよく遮音性にも
それなりに優れているため女性でも使いやすい設計だと思います。

・もう一つ
音はクリアなのですが、あまり奥行きを感じられず曲全体が平たく聞こえました。
その分サラウンド感は感じられず、
音質の面ではONKYOのものとあまり差異を感じませんが
少し安っぽい印象になってしまいました。

Philips SHE9730

・よかった点
細部まで音がよく聞こえ、3つの中では一番全体的な音のバランスが良く感じました。
ただ、若干ボーカルが弱い気もしたのでしっとり聞く雰囲気の曲には向かないと思います。
イヤホンのフィット感はよく、遮音性にも優れていると思いました。

・もう一つ
音のバランスはいいのですが、EDMなどを聞くと高音域は詰まっているように聞こえました。
なので、上記と同じになってしまいますがジャンルによっては適さないものもあると思います。

総評

普段使用しているイヤホン(BeatX)がわりと低音域まで表現できるものなので、
今回の3つは低音重視の私にとっては少し物足りない印象でした。

また、イヤホンへのこだわりの欄でも述べましたが、
3つとも手元での操作ができない為その点についても少し不便ではないかと思います。
(E600Mはリモコンはついていますが、曲の”進む・戻る”ボタンがありません)

私の好みが低音重視のため物足りない印象を受けましたが、
低音重視でなければ、十分なクオリティではないかと感じました。

 
 
 
 
 

カデケンメンバー 30代男性

イヤホンの使用状況ヒヤリング

Q1. 現在使用中の音楽再生機器は?
SONY NW-F880(Hi-Res対応)

 
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Q2. 現在使用中のイヤホンは?
SONY MDR-XB70(購入時1万円程度と記憶しています。)

Q3. 音楽はどれくらい聴きますか?
通勤時間に毎日1.5時間程度
帰宅後に1時間程度

Q4. 好きな音楽のジャンルはありますか?
がなる系以外はどんなジャンルでも聴きます。
プレイリストには、アイドルからクラシックまで幅広く入ってます。

Q5. こういう音が好き(低音がズンズンするのがいい)などありますか?
拡がりを表現出来ていると良いです。
高音から低音までの音域と、ベース音、メロディー、ボーカルがそれぞれ独立していることや、
高音がある程度ハッキリ表現されているものが好きです。

Q6. 何かイヤホンにこだわりがあったりしますか?
音に関してはQ5でも述べていますが、
大きな音でアイドルソングを聴いている場合もありますので、
着け心地などは、ある程度しっかり入っているものが良いです。
また、ケーブルは平たいものが好きです。Sonyは平たいものが多い印象です。

テッパンイヤホンガチ比較

①ONKYO E600M

・よかった点
奥行き感は3つの中で一番感じられました。
音は抜け感があり詰まった感じはしなかったです。
付け心地も3つのうちで一番良く、フィット感がありました。

・もう一つ
高低差が少なく、ベース音が弱い印象です。
ボーカルの存在感が出にくい印象と、音の厚みが無いなと感じました。
アイドルやPOPの曲は良いですが、聴かせる系(秦基博など)には向いていない印象です。

②ZERO AUDIO ZB-03

・よかった点
軽い感じで、初心者向けの印象です。
全体的に音が平面に聴こえるからか、ボーカルはE600Mよりも存在感がありました。

・もう一つ
良かった点の裏返しとなりますが、ベースが弱く全体的に鳴ってるだけという気がします。
疾走感のある曲ならば誤魔化せますが、洋楽のスタンダードとかですと、とても平板に聴こえてしまいます。

③Philips SHE9730

・よかった点
3つのうちで音が一番クリアでした。
ベースもある程度まで効いていて、コーラスも表現されていました。
特にメロディーラインのベース音はハッキリと表現されていて低音域はダントツでした。

・もう一つ
高い音が鳴る印象で、シャンシャンする印象があります。
メロディーラインはハッキリでも、サビで鳴ってしまう印象です。
高音の幅が弱く、奥行き感は①に劣る印象です。

総評

私が通常使用しているものはQ2で記載したSony製です。
低音の幅はないですが(こもる傾向)、ある程度高温もきれいに表現してくれて、
鳴りにくいという部分で気に入ってます。弱いですが奥行き感もあります。

比較として、3製品でそれぞれ
洋楽のスタンドード ・ アイドル ・ 聴かせる系と
系統の違う曲を聴いておりますが、それぞれ特徴が出てました。
奥行き感があれば良いというものでもなく、
パンクやメロコアであればある程度鳴る方がより、
臨場感があるなど好みによる部分が強いのがイヤホンかとも考えております。

ボーズのQC30を使うことがありますが、奥行き感と低音の表現は抜群と感じます。
アイドルソングではそこまで差は出ないのですが、例えばビリー・ジョエルの「ピアノマン」などでは、
それぞれの楽器の存在感や、ベースラインの独立性など、音がそれぞれの場所から迫ってくる感じまで表現出来てます。
QC30は3.5万程度で比較対象では無いかと考えますが、ご参考までに記載を致しました。