2015年春現在発売されている169種類のスピーカーの情報編集・調査分析している家電検索が、スピーカーの選び方についてご案内します。
はじめに知っておくこと
チャンネル数
サブウーファー
一体型
キーワード
ワイヤレス
Hi-Res対応
ポータブル
NFC
メーカー毎の特徴
SONY
TDK
JVC
Ultimate Ears
CREATIVE
BOSE
beats by dr.dre
サンワサプライ
リズクール
ONKYO
JBL
pioneer
PHILIPS
Panasonic
Bang&Olufsen
audio-technica
YAMAHA
SOL REPUBLIC
Bowers&Wilkins
Klipsch
はじめに知っておくこと
チャンネル数
サラウンドのチャンネル数は通常「5.1ch」「7.1ch」などと記述されます。通常のスピーカーは1chで1とカウントし、超低音域再生専用のスピーカー(サブウーファー)は、通常のスピーカーの再生帯域と比較して狭帯域であるという意味で1chで0.1とカウントしています。
サブウーファー
一般にスピーカーユニットは低音から高音までを万遍なく出せることが求められるが、1つのスピーカーが発することのできる周波数帯域には限りがあります。このため、よく使われる周波数帯の音に適したスピーカーでは、高音と低音は出にくくなるのが普通です。さらに小型スピーカーでは、十分な低音の再生は困難であることが多いです。
これを補うのために、サブウーファーがあります。メインのスピーカーの低音の量を増強するものと、メインのスピーカーでは再生困難なより低い帯域の低音を付加するものの2通りが存在しますが、目的別にサブウーファーが存在するというより、メインのスピーカーとの組み合わせによって種類が変わります。
一体型
通常、2ch以上のスピーカーはユニット(音の出る部分)が2つに分かれていますが、一体型ではそれらが1つにまとまっていて一体となっています。サブウーファーが付いているスピーカーでは、メインのスピーカーとサブウーファーを離して設置するのが理想的ですが、一体型では分離することができないので、置く場所で音の響き方を調整するのが難しくなります。
キーワード
ワイヤレス
Bluetooth(ブルートゥース)とは、周辺機器をワイヤレスで使える近距離通信規格のことです。 Bluetooth対応のヘッドホンを利用すると音楽や通話、ワンセグの音声をワイヤレスで楽しめます。 ケーブルがないので、音楽再生端末をカバンの中やポケットの中に入れても、ケーブルが引っかかる心配がありません。
Hi-Res対応
“ハイレゾ音源”とは、主にCDのクオリティ(16bit/44.1kHz)を超える音質の音楽データのことです。音源によっては、CDの約3倍~6.5倍(24bit/96kHz ~ 24bit/192kHz)の情報量になります。
アーティストが伝えたい音や空気感、今まで聴こえなかった音を感じることができます。ハイレゾ音源を楽しむには、ハイレゾ音源に対応した機器が必要です。
ポータブル
充電池や、乾電池での利用が可能で、コンセントがない場所でも利用できます。特に、キャンプやバーベキューなど屋外で利用したい人にはおススメです。
NFC
NFCを搭載したスマートフォンや、おサイフケータイ対応AndroidスマートフォンをNFCを搭載したヘッドホンやスピーカーにタッチするだけで面倒なBluetoothのペアリング(登録)や、接続・切断がワンタッチでできます。
また、ワンタッチで、再生中の音楽・音声が接続先の機器へ送信されるので、Bluetooth接続の切り替えもワンタッチでできます。
メーカー毎の特徴
Sony
本格的なサラウンドシステムから、ポータブルのスピーカーまで、多種のラインナップを揃える、日本を代表する家電メーカー。NFCによるワンタッチ接続対応モデルや、音質を向上させるS-MasterやDSEE HX搭載モデルなど他メーカーにはない特長も魅力。
TDK
ラインナップは少ないが、本格アウトドア仕様や無接点充電対応モデルなど独自性の高い商品が多い、国内メーカー
JVC
日本ビクター株式会社のグローバルブランド。ウッドコーンスピーカーのように素材の高級感も追求したラインナップが特徴。iPod対応スピーカーも取り揃えている。
Ultimate Ears
プロのミュージシャン向けのカスタムインイヤモニターのプロバイダーとして業界シェアNo.1のアメリカメーカー。ワイヤレスに対応したカジュアルなスピーカーにも定評がある。
CREATIVE
シンガポールに本社を置くマルチメディア機器製造メーカー。音質に定評のある、ハイエンドブランド「GigaWorks」ブランド、パソコンで様々なエンターテイメントを楽しむユーザーには定番とも呼ばれる「Inspire」ブランド等、豊富なスピーカーラインナップが特徴。
BOSE
家庭や店舗で使用できる小型モデルから、コンサートホールやアリーナなどで使用する本格サウンドシステムまで幅広くラインナップ。
「生演奏の感動を、再現」 することにこだわった厚い低音は“ボーズサウンド”と呼ばれ、固定ファンも多い。
beats by dr.dre
小型で洗練されたデザインからは想像できないパワフルなサウンドが特徴。「b」のロゴマークにデザインバリューが高く、ファッション界からも評価が高い。Appleの傘下に入ったこともあり近年大ブレイクしたオーディオブランド。
サンワサプライ
コンピュータ・パソコンサプライ製品メーカー。本格的な2.1chマルチメディアスピーカーから、安価でコンパクトなUSBスピーカーまで豊富なラインナップが特徴。
ロジクール
Logitechが本社とするスイスを始めとして世界的には「Logitech」ブランドで展開しているが、日本のみ「Logicool」ブランド。コンパクトなのにダイナミックなサウンドに定評あり。
ONKYO
日本の音響機器メーカー。原音を忠実に再現し、どんなジャンルの曲も自然に聴かせるのが得意と言われる。
JBL
スタジオ用、劇場用、映画館用、PA用と幅広くスピーカーの開発を進めているメーカー。PC用、カーステレオ用とコンシューマ製品のラインナップも多く、特にiPhoneに対応したドッグ型スピーカーが広く知られている。
pioneer
創業時がスピーカー専業の老舗日本メーカー。オーディオ関連全般に商品ラインナップがある。特にスピーカーはDJ用・ダンサー用にクローズアップした商品を多くラインナップしているのが特徴。
PHILIPS
音の細部に拘ったプレミアム・オーディオ、フィデリオがラインナップの中心。その他にも、ワイヤレスポータブルスピーカーやiPhone・iPod用のラインナップが豊富なオランダメーカー。
Panasonic
ハイエンドホームオーディオからポータブルスピーカーまで多種多用なラインナップを揃えた日本有数の家電メーカー。テレビと連携したアプリやスピーカー・アウトドア向けモデルなど生活者の利便性に拘った点も特長として挙げられる。
Bang&Olufsen
デンマークのオーディオ・ビジュアル製品メーカー。北欧メーカーらしい洗練されたデザイン・高品質が特徴的であり、特にポータブルスピーカーなどは、直感的に操作できる点も大きな魅力である。
audio-technica
乾電池で使用できるポータブルスピーカーのラインナップも豊富です。衝撃に強く、防水に対応したモデルもあるので、アウトドアでの使用を考えている人には最適です。
YAMAHA
入念な音質評価とチューニングを繰り返しながら、独自に開発した7cm口径のフルレンジユニットは、心地よい音の広がり感とともに、全帯域にわたって自然な音質が得られます。
また、「オートパワーオフ」機能や「オートスタンバイ」機能などの便利な機能を搭載したモデルや、Bluetooth対応モデルなど、利用シーンに合わせて製品が選べます。
SOL REPUBLIC
手のひらにのるほどのコンパクトなサイズからは想像できないほどパワフルなサウンドが魅力です。部屋の中はもちろん、外へ持ち出してパーティーやダンスの練習などどこへでも持ち出せるコンパクトスピーカーをお求めの方にはおススメです。また耐久性が高く、ワイヤレス使用範囲は最大で約137メートル(SOL DECK ULT)とアウトドアでの使用にも向いています。
Bowers & Wilkins
AirPlayを搭載し、Apple製品との相性は抜群です。また、Bowers & Wilkinsの独自設計による、豊かな重低音を実現するために6インチのケブラーで補強されたサブウーファーや4列の高品質ステレオ・ドライバーが搭載されています(A7)。 そのため、音の拡散がすばらしく、自然で幅広いサウンドが楽しめます。
Klipsch
クリプシュ独自のアルミニウム・ダイアフラム フルレンジスピーカー2基と、13.3cmのロングスロー ウーファーを搭載し、深みのある大迫力の重低音と歪みのない鮮やかで豊潤な中高域を再現しています。また、Bluetooth/NFCを搭載し、屋内や野外の様々なシーンで利用できます。