シニアにおすすめオイルヒーターでゆるーくエコ暖房　【コラム】

最終更新日: 2015/07/07

カデ研メンバーNo,003　（女、50代、家族構成１名）

※カデ研とは、家電研究をライフワーク（趣味・仕事含め）としたメンバーが、家電をよりわかりやすく伝えること目的に、自分たちの実感に基づいたさまざまな情報を、写真を交え伝えていくコミュニティです。

2014年11月

実家の母も80歳代。やけどや火事が心配に

まだまだ元気とは言うものの、実家の母も80歳を超えた。やかんの空焚きや家電のつけっぱなしなどの小さなミスが増えてきて、本人自身が、自分が火事を出さないか、やけどはしないか、などと心配になってきている。そんな中で、暖房や調理器具などを高齢者向けのものに徐々に買い替えていっているのだ。

最近は、シニアも口コミで情報収集

母は、同世代の友人や姉妹たちと安全対策の情報交換をしているようだ。「〇〇さんが、ガスレンジの火が袖に燃え移ってやけどした」「〇〇さんが、電気座布団で低温やけどになった」などの事件から「ガスレンジからビルトインのIHに替えるほうがいい」「皮膚感覚が鈍くなっているから暖房器具も変えたほうがいい」などお互いに注意しあっている。他にも一人暮らしの人は「セコムとか大層なものはいらないけど、人が踏むと音がする砂利がホームセンターに売っているから、家のまわりに敷き詰めるといい」「太陽光で光る屋外灯が100円ショップにある」などと結構マニアックな情報も飛び交っている。

昭和ヒトケタは、ゆるーいエコ暖房がお好み

昭和ヒトケタ生まれの母は、一人なのにもったいないと部屋中を暖房する時間を極力少なくしたがる。エアコンも滅多につけたがらない、生まれながらのエコ世代だ。そこで注目したのがオイルヒーター。朝一番に急速暖房のガスヒーターをつけてある程度部屋が温まったら、オイルヒーターに切り替えている。あとは、オイルヒーターのそばに座ってひざ掛けなどをかければ、快適に過ごせている。空気が悪くならない、やけどの心配もない、自分のそばだけ暖房できていい、などと言っている。

椅子型のライフスタイルにはオイルヒーターがぴったり

畳の部屋ならこたつもエコ暖房のひとつだが、実家には和室がない洋風ライフ。テレビの前に快適な椅子とオイルヒーターがあれば、高齢者にぴったりの空間ができる。キャスターも付いているので、リビングとダイニングの行き来もらくらく。唯一、難点は、重量。高齢者にはとても持ち上げられない重さだ。収納ルームが2階にあるので、季節の変わり目には、実家に呼ばれて2階への移動を手伝わないといけないこと。それ以外は冬の間、ゴキゲンに愛用しているようだ。

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