カデ研メンバーNo,125 (男、30代、家族構成3名(妻・子供)
※カデ研とは、家電研究をライフワーク(趣味・仕事含め)としたメンバーが、家電をよりわかりやすく伝えること目的に、自分たちの実感に基づいたさまざまな情報を、写真を交え伝えていくコミュニティです。
2014年11月
悩み~スマホでのテザリングはもう限界~
タブレットやPCでインターネットを使う時に、スマホの回線をテザリングで使っているが、下記の3つの理由により、限界を感じている。
スマホの電池が持たない
最近のスマホは電池の持ちが良くなってきたとは言え、数日間持つかと言われると、正直心もとない。電池の残りを気にしながら使い続け、喫茶店や新幹線に乗るたびに電源を求めさまよう姿は我ながら何とも情けない。
いちいちテザリング接続するのが面倒
わずかタップ数回、数秒待てばつながるじゃないかと言われればそれまでなのだが、スリープから起動するたびに、同じ手順を繰り返さなくてはならないのは、意外とイラつくものなのだ。 しかも私の場合、それがタブレットとノートPC、両方で起きるのである。理想は、立ち上げたらすぐ使える、である。
データ通信7GB制限問題
ドコモの場合、月間7GBの制限と毎月戦っている。 いや何も仕事をサボって動画を見ているわけではないのだ。仕事柄、デザインデータや動画データを扱うことが多いので、データのアップロードやダウンロードの量が毎日ハンパない。
ある例を挙げると、デザイナーから修正された動画をチェックして、問題ないからクライアントのサーバーにアップロードして・・・。時間にしてはわずか15分だが、通信したのは350MBである。
今月既に5GBに到達しそう、と月の半ばに気がつき、それからは、できるだけ社内に戻ってから通信するようになったりして何のためにモバイルPCを使っているのか、不毛である。
格安SIMに求めること
データ通信無制限、を条件に下記の2項目にこだわりたいところである。
通信速度
つながらなくては意味がない。しかも安定して欲しい。そして速度が遅くては意味がない。基本はLTEの速度で使いたい。ココが一番のこだわりである。
なるべく安く
既にスマホがあるから、何もしなくたって8000円くらいはかかるのだ。通信専用のSIMをわざわざ買おうってんだから安いがイイに決まってる。
比較検証
数ある格安SIMだがデーター通信の無制限で絞り込むと、意外と少ない。さらに速度も求めると、下記3社に絞られた。
①ぷららモバイルLTE
定額無制限プラン 月額2759円 3Mbps
②U-Mobile
データ専用LTE使い放題 月額2480円 150Mbps
③@モバイルくん
3G使い放題プラン 月額4000円 14.4Mbps
※他にも数社が無制限のプランを出しているが、速度が128kbps~250kbpsなので今回の対象からは外した。
そして忘れてはならないのは
④ドコモ 追加料金
ドコモの場合、2GBごとに2500円支払うと制限が解除される
結論
タブレットやPCにSIMスロットがあるなら②U-Mobileの「データ専用LTE使い放題」(月額2480円、通信速度150Mbps、制限無し)が最も適していると言える。
タブレットやPCから買わなくてはいけないのならおとなしくドコモに2500円払った方が良いようである。もちろんテザリングの手間は変わらないが・・・。
もう少し安くて画期的なプランの登場を待つべきかなとも思った。
考え方~SIMを選ぶ時に重視すべきは何か?~
格安SIMの絞り込み方は、下記の何を優先すべきか、自分の使い方を把握してから絞込みをしないと、大変な種類があるので迷ってしまうと思う。
①速度 128kbpsから150Mbpsまで
②料金 480円から5000円前後まで
③通信制限 1GB程度から無制限まで
これに加えて、オプションで音声通話の必要性、解約時の違約金などを調べるべきであろう。
補足~無料通話はバッテリー消費が激しい~
筆者の場合は当てはまらないが、通話料を抑えるために、話題の無料通話アプリやIP電話アプリしたいと言う方も多いだろう。
気をつけていただきたいことがある。
無料通話アプリやIP電話アプリはバックグラウンドで常に起動しておく必要があるため、バッテリーの消費がハンパないので要注意。モバイルバッテリーが必須アイテムとなる。安さを取るのか、利便性を取るのか、慎重に検討したいところだ。