【2019年】おすすめ電子レンジ・オーブンレンジ。 レビュー評価と使い比べてご案内

最終更新日: 2019/02/07

オーブンレンジ選びのキーワード

設置場所と扉の向き

排熱のためのスペースが必要であり、通常、壁から10cm程度、上部には20cm程度のスペースを空けて設置します。

左右、後方を壁にぴったりと設置できるモデルが増えてきました。

また、扉に関して、価格帯でほぼ決まってしまいますが、縦開きと横開きの物があります。

縦開きは、左右の環境を選ばず、開いた扉を台の様に使えるメリットがありますが、高所への設置は扉が邪魔になって出し入れしづらいため不向きです。

横開きは、高さは選びませんが、左右のスペースがないと十分に扉を開く事が出来ません。

レンジ開き方

オーブンレンジの最高温度

オーブンレンジの最高温度は、モデルによって200℃～350℃まであります。

最高温度が高い方が予熱に必要な時間が短くなり、素早い表面の焼き上げや野菜の水分蒸発を抑えた調理などが出来ます。

最高温度による運転は約5分で、その後は低い温度に自動で切り替わります。

オートメニュー

下ごしらえをしてコースを選べば自動で調理をしてくれる機能です。多いものでは500ものメニューがあります。

二段調理

最近では２段調理が出来るモデルが増えており、一度に2倍の量の調理が可能です。

また、スチームオーブンでは、別の調理を同時に行うことが出来るものもあります。

レンジ４

センサー

加熱具合を判断するセンサーには、蒸気、重量、赤外線の3種類の感知方法があります。

同じ価格帯であれば、赤外線センサーを選ぶと加熱ムラが少なくなります。

テーブル

レンジ皿

庫内のテーブルには2種類あります。

ほぼ価格帯で決まりますが、安価なモデルは回転テーブル、中級以上のモデルはフラットテーブルになります。

回転テーブルは、テーブルより大きな器は使えません。また、コンビニ弁当の様に長方形の物は、テーブルが回転する際に引っかかり加熱ムラが起きてしまいます。

フラットテーブルの方が掃除をしやすく、また、庫内を広く使えるため幅も高さも大きな器を加熱することが出来ます。

手入れ

油汚れやスチームオーブン使用後の水滴をふき取る必要があります。

スチーム機能の中には、跳ねた油を洗い流すものもあります。

オーブンレンジを選ぶうえで、知っておくべき実際のところ、トレンドとポイントをご案内しました。

次ページでは、実際に買われた方のよくある不満の声についてご案内をしていきます。

＜メーカー特徴＞

東芝　＝　350℃（ただし運転時間は5分）の高火力で、フランスパンやお菓子などを本格的につくりたい方

他メーカーは最高温度300℃～250℃のところ、東芝は350℃。共に5分程度のことですが、フランスパンなど、固いパンや、ピザなどおーん調理をされたい方は、東芝のフラッグシップタイプが選択肢となります。

パナソニック　＝　調理スピードの速さとレンジ・オーブン・スチームを組み合わせた多彩な調理を楽しみたい方

レンジ加熱の精度とスピードの合わせ業は、他社に比べても頭ひとつ優秀。さらに2段調理、スチームオーブンなどを駆使した、多彩な自動メニューが好評です。グリル皿も見ためとちがい、とても軽くて使いやすい。

日立　＝　温度と重量の2種類のセンサーで正確なレンジ調理と、スチーム・オーブンもバランスよく使いたい方

レンジの温め後の温度設定どおりの正確性、使用後お掃除、脱臭機能のスピードの速さなど使い勝手の良さ、その評価が秀逸です。

シャープ＝　過熱水蒸気調理でヘルシー調理を行いたい方

ウォーターオーブンということで100℃以上で水蒸気にした気体をさらに過熱することで300℃近くまで上げ、調理を行います。空気を介した熱に比べ、過熱水蒸気は水分のため、食材と触れると一気にその熱を伝え、焼くことができます。水分で焼いているので、油分などを落としやすくヘルシーになるというものです。

レンジのムラのない温めや、操作のしやすさなど基本性能は非常に高い

本格オーブン調理もしたい

たまにでも、本格オーブン調理もしたいという方は、スチームオーブンレンジのハイエンド、ハイミドルタイプがおすすめです。（今お使いの数年前のものにくらべ）格段に性能が上がっているので、購入後の満足度も高くなっています。特にタッチパネルタイプは、価格も高いですが、メニューを選らんで自動調理する感覚は、非常にわくわくするもののようです。