<掃除機>掃除機のタイプ


<サイクロン式>

竜巻のように回転させて発生した遠心力を利用して、吸い込んだ空気に含まれる小さなゴミやホコリを分離する方式を、サイクロン(Cyclone)と呼びます。紙パックを使わないことが、紙パック掃除機との違いであり、特徴でもあります。

ここがスゴイ!

ダストボックスにゴミを溜めるので、紙パック代がかかりません。

遠心力で空気中のゴミを分離してから排気するので、フィルターが汚れにくく、吸引力が長く続きます。排気もクリーンで臭いません。

ここに注意!

ダストボックスは紙パックと比べて小さいので、ゴミが満杯になるのが早く、小まめにゴミ捨てする必要があります。また、ゴミ捨ての際に小さなホコリやチリが舞いやすく、ダストアレルギーの方は注意が必要です。

また、フィルターが汚れると吸引力が下がる為、定期的にお手入れが必要になります。

☞こんな人におススメ!

紙パックのコストをかけたくない方や、吸引力や排気性能を落とさずに使いたい方にお勧めです。

 

 

<紙パック式>

ゴミを集めるのに紙パックを使用する掃除機の事を、紙パック掃除機と呼びます。

ゴミが溜まったら紙パックごと捨てられるので、お手入れが簡単な事が紙パック掃除機の特徴です。

ここがスゴイ!

ゴミ捨ての時は紙パックごと捨てるので、ゴミに直接触れる必要が無く、ホコリが舞う心配もありません。紙パックがフィルターの役割も兼ねているので、サイクロン掃除機のようにフィルターのお手入れは必要ありません。

紙パックが満杯になるまで、2~3か月かかるので、サイクロン掃除機と比べるとゴミ捨ての回数が少なくて済みます。

ここに注意!

紙パックは使い捨てなので、一度捨てたら交換する必要があり、ランニングコストがかかります。紙パックにゴミが溜まると、風の通りが悪くなり、吸引力が落ちます。また、空気が溜まっているゴミを通って排気されるので、排気が臭いやすくなります。

☞こんな人におススメ!

ゴミ捨ての時にホコリが舞うのがイヤな方や、掃除機のお手入れをあまりしたくない方にお勧めです。