吸引力のある掃除機のメリット
吸引力とは、掃除機の吸い込む力となりますが、吸引力が強いことで、より多くのゴミを吸い込むことができます。ノズルが接している周囲からもゴミを吸いこんだり、フローリングの目地やカーペットなどでも吸引力が強い掃除機の方がより、効率的にゴミを吸い取ることができます。
掃除機の吸引力の尺度とは
掃除機の吸引力の尺度に吸い込み仕事率というものがあります。
吸い込み仕事率とは?
(延長管の先端部分に測定装置を取り付けて、運転時の風量(1分当たりの風の体積。単位は立方m/min)と真空度(単位はPa)を測定します。そして、計測した風量と真空度に、定められた係数を掛け吸込仕事率が算出されています)
吸い込み仕事率=吸い込み口の真空度&風の強さを数値化したもの。
とうことで、吸引力が強い掃除機 ≒吸い込み仕事率の高いとなります。掃除機となりますが、掃除機には大きく3つの種類がありまずはその説明をします。
吸引力のある掃除機のタイプ
紙パック式 =吸い込み仕事率は高い
紙パック式掃除機は、紙パックを通して吸引するというシンプルな構造のため、吸い込み仕事率も高く、紙パックでゴミを分離しきるため、フィルターを掃除するなど手間もかかりません。
フィルターレスサイクロン式 =吸い込み仕事率は低い
フィルターレスサイクロン掃除機は、空気をサイクロン(竜巻状)の気流をつくり、その遠心力でゴミと空気を分離しています。気流をつくるという機能が必要なため、単純に吸い込む力は弱くなります。そのかわりに、ノズルを吸盤のように床面に吸い付けたり、ブラシ出かきとる力を高めたり、ノズル機能でゴミの集塵力を高めています。
フィルターありサイクロン式 =吸い込み仕事率は高い、フィルタにゴミがつまる
フィルターありサイクロン式掃除機は、空気の遠心力でゴミと空気を分離するとともに本体についているフィルターでゴミを分離するので、フィルターにゴミがつまり、フィルター掃除をする必要があります。
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ゴミを吸い取るもう一つの力はノズルのブラシ
(自走)モーターノズル=カーペットや床のすき間などのゴミも強力に掃除がしたい方
ブラシ―をノズルに内蔵されているモーターで回転させます。
自走モーターノズルは、このブラシの回転で前に進みやすくなっているノズルです。
(エア)タービンノズル=フローリングや畳中心の方
タービンノズルは、ブラシを空気を吸い込む力で回します。ゴミを掻き出す力は弱くなります。
それでは、次のページで吸い込み仕事率の高い順に、紙パックタイプとフィルタレスサイクロンタイプそれぞれで、ランキングでご案内をしていきます。