普段使っているふとんや毛布には、アレルギーの原因になる「ダニ」が潜んでいます。ふとん掃除をして、きれいなふとんを使うように心がけましょう。
アレルギーの原因のトップはダニ
今、国民の3割が何らかのアレルギー症状を持っていると言われていますが、そのアレルギー原因のトップが「ダニ」です。
ダニは、生きているダニだけではなく、死がいやフンもアレルギーの原因となります。ただ殺すだけではなく、取り除く為の本格的な対策が必要となるのです。
ダニは梅雨に繁殖し、秋冬に死がい・フンが増加する
家屋内にいるダニの80%を占め、主なダニアレルギーの原因となっている「チリダニ」。
日本では、気温・湿度ともに急上昇する梅雨のシーズンにダニが一斉に繁殖。その後、秋から冬にかけてダニの死がい・フンが増加していきます。
ダニはふとんやソファー、身近な所に潜んでいる
ダニが好む繁殖スポットは、主に「寝具」「ソファー」 「カーペット」の3つ。なかでも、私達が毎晩使っている、ふとんやベッド、枕などの寝具には、最も多くのダニがいると言われており、その数は十万〜数百万匹とも言われています。
ダニは「増やさない」「殺す」「取り除く」
先にも述べましたが、ダニは死がいやフンもアレルギーの原因となる為、ただ殺すだけでは十分な対策になりません。増やさない
1.ダニを増やさない
ダニが生育し辛い湿度・温度に保ち、増やさないようにします。
(※湿度50%未満・温度23度以下)
2.ダニを殺す
天日干しや、ふとん乾燥機を使い、ダニを殺します。
3.ダニを取り除く
ふとんの丸洗いや、掃除機を使って、死がい・フンを含むダニを取り除きます。ダニを取り除くのにぴったりのふとんクリーナー3.ダニを取り除く方法は、掃除機を使うのが最もポピュラーですが、近年はレイコップで有名になった、ふとん掃除専用の「ふとんクリーナー」が各メーカーから発売されています。通常の掃除機だと「ふとんが吸い付きやすい」「動かしにくい」という問題がありましたが、ふとんクリーナーはふとん用に設計されている為、動きが阻害されず、スムーズに掃除する事が出来ます。ダニの除去効率も通常の掃除機よりも高いのが特徴です。