プリンターおすすめ! 2017-2018 手堅い評価ランキング


 

プリンター購入後のよくある不満

購入後の不満

 

① すぐにインクがなくなる、純正インクが高すぎる

図6

インクがすぐになくなる、純正インクを求められるが、高すぎる、という大きな不満が、数多くでています。

 

②印刷がずれる

図9

はがきのあて名印刷などで、印刷がずれるという不満があります。

 

③ 印刷準備のクリーニングに非常に時間がかかる

図5

印刷をスタートするまでのノズルクリーニングに非常に時間がかかるという不満があります。

 

④ ノズルの目詰まり、クリーニングでまたインクが減る

図7

ノズルが目詰まりし、クリーニングしたら改善するのですが、またインクが減って、高いインクを買うことになるということの不満があります。

 

⑤ 動かない、初期不良

図8

動かない、インクがでないなどの初期不良の不満も結構多くでています。

 

‥などが主だった購入後の不満です。

ランニングコストが高い不満が多くあります。

 

 

 いろいろあるプリンターのインクの種類

 

◆インクの種類

家庭用のインクジェットプリンターで使用されているインクには、顔料インクと染料インクの2種類が使われております。

顔料インクは水や油に溶けきらず「絵の具を画用紙の上に塗りつける」といった用紙の表面にとどまらせる方法で着色します。あまり透明性がありませんが耐水性があり滲みが少ないのが特徴です。

染料インクは、その名の通り、紙の内部まで染みこむので、色調(グラデーション)・発色がキレイに再現できます。しかし、水にあまり強くないので、濡れてしまうと滲んでしまうといったデメリットもあります。

◆純正インクと互換インク

純正インクはプリンターメーカーが製造販売をしているインクのことを指します。製品パッケージにメーカーロゴを記載しています。一方、互換インクとは、メーカーが製造している純正品ではなく、互換性のあるサードパーティー製(非純正のオリジナル)のインクのことを指します。分かりやすい純正インクとは別物ですが、プリンターに合うように作られている「新品」のインクカートリッジのことを「互換インク」と呼びます。

 

◆純正インクと互換インクのメリット・デメリット

純正インクと互換インクのメリット・デメリットをご紹介致します。

純正インクのメリットはメーカーブランドによる安心感があります。また、トラブル時に、メーカー保証期間ないなら無償修理が出来るといったメリットがあります。

一方純正インクのデメリットですが、一番は価格が高いことではないでしょうか。価格が高い分、よく印刷をしてコストが気になる方はデメリットに感じるでしょう。

互換インクのメリットですが、一番は単価が安いことです。各互換インクのメーカーによって品質に差がありますが純正インクと比較してもかなり安価になります。

またメーカーにもよりますが、純正品と印刷品質が同等の互換品もあります。また、オリジナルカートリッジのため、純正品より容量が多いインクもあります。

互換インクのデメリットは、インクメーカーのカートリッジによって品質に差が出てきます。使ってみないと品質が分からないのも手が出にくい要因ではないでしょうか。

プリンターのトラブルで修理が必要になった場合ですが、メーカー保証期間内であっても、互換インクの使用が認められた場合は、有償での修理になる可能性があります。

また、残量表示について、最近の純正インクは独自のICチップなどを使ってインクの残量を表示させていますが、多くの互換インクでは対応することができません。つまり、実際に印刷した紙のかすれ度合いを自分の目で判断してインク替え時を見極める必要があります。

豆知識

非純正インクには3つのタイプがあります。

①互換インク

カートリッジ本体とカートリッジの中に充填されているインクの成分、ICチップが、互換会社オリジナルのインクカートリッジのことを「互換インク」といいます。ICチップとは、インクカートリッジの中のインク容量を測る電子版部分のことで、付属していないカートリッジもあります。

また、純正品と異なりますが、使用できるように各互換インク会社が独自に開発しております。そのため、品質は会社ごとにことなるので、粗悪品を使ってしまうと大変なことになってしまいます。

互換インクを利用する場合は、プリンター保障や品質向上に力を入れているメーカーのものがオススメです。

②リサイクルインク

カートリッジ本体と、ICチップは純正品を再利用し、カートリッジの中に充填されているインクの成分が純正品と異なるインクカートリッジを「リサイクルインク」といいます。インク残量を検知しているICチップも再利用しているため、正確なインク残量が表示されないというデメリットがあります。

また、何度も使用するということで、ICチップのトラブルによる認識不良などの不具合率は高くなります。 使用済みの純正品カートリッジを回収して生産しているという点で、環境にやさしいエコなカートリッジと言えます。

③詰替えインク

カートリッジに充填されたインクがなくなったら、自分でインクを補充するタイプのカートリッジのことを「詰替えインク」といいます。

上のCanon用詰め替えインクの動画を見ていただければ分かるかと思いますが、自分でインクを充填するので、手が汚れてしまったり、インクが漏れてしまったりといったハプニングがつきものです。

手間暇はかかりますが、インクは低価格で販売されておりますので、お財布に「エコ」なカートリッジです。

◆インクカートリッジの形状の種類

カートリッジの形状は、「一体型」と「独立型」の2種類があります。

①一体型

ヘッドとインクタンクが一体型になっている形状のカートリッジを「一体型インクカートリッジ」といいます。カートリッジを交換すればヘッドも新しくなるので、ヘッドが劣化する心配はありません。

プリンターヘッドが詰まってプリンターを買い替えるという心配をしなくて済みます。ただ、カラーインクは複数の色のインクが1つのカートリッジになっているので、1色でもインクが切れてしまうと、他の色のインクがまだ残っていてもカートリッジを交換しなければなりません。

②独立型

ヘッドとインクタンクが独立している形状のカートリッジを「独立型インクカートリッジ」といいます。色ごとにもカートリッジが独立しているので、インクがなくなった色のみを交換すればよいので、無駄がありません。ただし、一体型インクカートリッジとは異なり、ヘッドは消耗されていくので寿命がきたらヘッドの交換、もしくはプリンターを買い替えないといけません。また、プリンターヘッドが詰まった場合にも洗浄液を使って直すか、プリンターを買い替えないといけません。

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