家電検索.com » 売れ筋分析 https://www.kaden-kensaku.com/blog 特集 Thu, 16 May 2019 06:19:28 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.8.1 ダイソン掃除機とは。売れ筋のモデルとその理由 https://www.kaden-kensaku.com/blog/cleaner-dyson-all/ https://www.kaden-kensaku.com/blog/cleaner-dyson-all/#comments Mon, 19 Jan 2015 09:45:52 +0000 https://www.kaden-kensaku.com/blog/?p=3024 「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」でお馴染。サイクロン掃除機の代名詞 ダイソンの掃除機の特徴をご紹介します。

ダイソン掃除機の特徴(他メーカー比較)

最も吸引力が「落ちにくい」サイクロン掃除機

ゴミを吸い込む力「吸引力」は、掃除機を使い続けていると低下していきます。

サイクロン式掃除機の場合は、サイクロンで分離しきれなかった小さなゴミを排気する時、フィルターを通すので、徐々にゴミが溜まっていき目詰まりを起こします。

ダイソンの掃除機も同じ仕組みの為、「吸引力が変わらない」訳ではありませんが、サイクロン部の性能が高く、フィルターに頼らなくてもより多くの細かいゴミを分離できます。その為、吸引力が落ちにくくなっているのが特徴です。

Radial Root Cyclone テクノロジー

「DC48」で採用されている「Radial Root Cyclone テクノロジー」は、最大293,000Gの遠心力を生み出し、0.5μの微細なゴミも空気から99.8%分離することが出来ます。

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ダイソンの他に、東芝「トルネオシリーズ」や三菱「風神シリーズ」等も、サイクロン部の性能を強化し、フィルタを無くしたフィルタレス構造になっています。吸引力も落ちにくくなりますが、ダイソンと比べると性能面では劣ります。

これらフィルタレスのサイクロン掃除機は、「本格サイクロン掃除機」と呼ばれています。

※「DC48」以降のダイソンの掃除機は、ダストボックスにフィルタが搭載されていますが、本格サイクロン掃除機に分類されます。

フィルターのお手入れは1年に1回必要。

低下した吸引力を復旧させるには、フィルターの目詰まりを解消する為、定期的に水洗い等のお手入れが必要になります。

一般的なサイクロン掃除機は、2~3か月に1回、ダストボックスのフィルターのお手入れが必要で、これを欠かすと吸引力が大きく低下します。

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ダイソンの掃除機は、ダストボックス(クリアビン)に備え付けのプレモーターフィルターは約1年に1度のお手入れが必要。本体側のポストモーターフィルターは、お手入れ不要とアナウンスされています。

サイクロン部の性能が高い、東芝「トルネオシリーズ」三菱「風神シリーズ」の場合は、フィルターレスなのでダストボックス側はお手入れ不要です。本体側も10年間フィルターのお手入れ不要とうたっています。

しかし、これは日本国内の規定(吸引力が50%以下にならない)に沿ったものなので、吸引力の低下具合が気になる場合は、定期的なお手入れが必要になります。

また、吸い込むゴミの種類によってもフィルターの耐久性は変わりますので、ダイソンも他メーカーも、実際には表記されている数字よりも多い頻度でのお手入れが必要になります。

吸込み仕事率は低いが、吸引力はある

吸引力の強さの目安となる「吸込み仕事率」ですが、ダイソンの掃除機はこの数値が非常に低いのが特徴です。

通常のサイクロン掃除機の吸い込み仕事率が最大300W前後なのに対して、ダイソンの場合、数値は公表されていませんが160W~200W程度です。東芝「トルネオシリーズ」の上位モデルや三菱「風神シリーズ」も、最大200W前後の低い数値になっています。

「本格サイクロン掃除機」は、掃除機のヘッドが床に密着した状態から吸込むので、吸込み仕事率が低くても吸引力は必要十分なのです。

※逆に、サイクロン掃除機で吸込み仕事率が高いモデルは、サイクロン部の構造が弱く、ゴミを分離しきれないものが多いです。

吸い込んだゴミが見えるクリアビン

サイクロン掃除機で吸込んだゴミは、分離した後ダストボックスに集められますが、ダイソンの掃除機の場合は透明な「クリアビン」の中にゴミが集められます。吸い込んだゴミの量が一目で分かるのが、人気の理由の一つになっています。

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ゴミ捨ても、掃除機本体から取り外し、ワンタッチでゴミ箱に直接捨てられるので簡単ですが、他メーカーと比べるとゴミの圧縮機能が無い為、ゴミ捨ては1~2週間に一度、こまめに行う必要があります。また、ダストアレルギー等が気になる方は、ゴミ捨ての時にホコリが舞いやすいので、注意が必要です。

超コンパクトな軽量ボディ。ホース・延長管の工夫は今一つ

最新の「ballテクノロジー」を搭載した、最新モデル「DC63」と「DC48」は、本体重量が2.7~2.8kgの超軽量。大きさもサイクロン掃除機全体でもトップクラスのコンパクトサイズです。

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「DC46」までは、本体重量が4.0kg以上、サイズも大きめのモデルが多かったですが、近年は軽量化・コンパクト化に力を入れています。

本体とヘッドの軽量化には成功していますが、ホースや延長管にはそのような工夫がされておらず、日本の他メーカーと比べると重めです。また、手元ブラシや隙間ノズルなどの付属品を延長管に取り付けておく仕組みがありません。ヘッドの幅が狭いので隙間掃除には便利ですが、一度に広い範囲に掃除がかけられません。日本の掃除機に慣れている方には、物足りなく感じるかもしれません。

改善したとはいえ、運転音は大きい

ダイソンの掃除機は、運転音が大きいと言われています。事実、全掃除機メーカーの中で唯一、運転音が非公開となっており、カタログにも掲載されていません。

「DC46」以降、運転音を抑える為の静音構造に取り組み、従来のモデルより40%の静音化に成功するなど、改善傾向にありますが、数値は非公開のままです。

運転音は65~70db程度と言われており、サイクロン掃除機全体でも音が大きいです。

実際に家電量販店のコーナー等で音を確認されるのが分かりやすいと思われます。

異なる2つのヘッド

ダイソンのキャニスター掃除機は、同じ型番でもヘッドの種類によって2種類に分けられます。

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「motorhead(モーターヘッド)」は、モーター式ノズルを搭載したモデルで、絨毯やカーペットの掃除に向いています。自走モーターではないので、吸引力が強く、力が要ります。

「turbinehead(タービンヘッド)」は、エアー式のノズルなので、フローリングでの掃除がメインの方にお勧めです。

また、モーターヘッドには付け替えヘッド等の4つのパーツが付属する「コンプリートモデル」もあります。

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